こんばんは。
今日の朝食はいつものEM(カッテージチーズ+ブルーベリー、ピーナッツバター+はちみつ)です。あとはシリアルヨーグルト。
高校生のときの話ですが、小学生から続けていた野球を高校でも継続していました。何とか甲子園に出たいと頑張っていましたが、普通の公立高校であり難しいことはわかっていました。秋の大会で何とか勝って21世紀枠を目指しました。結果的には全然届きませんでした。
高2になるときに文系か理系かを選ぶ必要があり、スポーツトレーナーになりたかったし国語よりは数学が好きだったので理系に進みました。(後でわかったのですがスポーツトレーナーになるのは文系のほうがよかったみたいです)
そんなときにドラマの『医龍』が放送されていました。
単純にかっこいいと思い、医者になろうと考えだしました。
直近の模試では偏差値は53くらいだったと思いますが、ボーダーの偏差値が載っている雑誌で調べると国公立はどこも無理だとわかりました。
私立なら大丈夫かと思って調べたら全然ダメでした。
なんとか勉強しようと思い立ったのですが、今まで学校で与えられた宿題や授業の予習、復習をして満足していたので何から始めていいのかわかりませんでした。
そんなときに同じ中学で別の高校に行ったやつと会ったら驚愕しました。
その子はかなりの進学校に行ったので当然なのですが数学では半年先の内容を勉強していました。また見たことのない英単語帳を持っていました。
2点驚いたことは、
①授業よりも半年先の勉強を自分でできるんだ
②参考書っていうのが世の中にあるんだ
ということ、今思うとかなり無知でした。
自分では授業を理解するために予習するとしか思っていなかったのでそれよりも先に進む気なんて全くありませんでした。
それからはできるだけ自分で進むようにしました。特に数学は教科書を読んで理解して問題集をどんどん進めていくようにしました。
英単語は学校でもらったもの以外で1冊追加で買って、覚えました。
ただ参考書があると知って私は学校の帰りに近くの本屋に行き、いろいろ見たのですが、まず最初に買ったのが、なんと、
『医学部に入る裏ワザ』的な本でした。
最初から小手先勝負しようとしてました、、、、
内容としては一理あって、医学部に受かるためには打数をかせがないといけない。
普通は前期、後期だけだが、AOやセンター入試利用の推薦で最大4回受験できるというふうに書いていたと思います。
素直な私は結局、AO、センター利用の推薦、前期と3回受けました。
結果は先に言いますがすべてダメでした。
それまでにもちろん努力はしました。
先ほど言ったように自分でどんどん進めていったところ、数学の成績が安定しました。
英語は文法書を繰り返し読む、問題を解く、を繰り返しました。
国語は本当に苦手だったので古文、漢文だけやりました。
化学、物理はⅠだけ完璧に仕上げることにしました。
野球は素振りをしたからと言ってヒットやホームランを打てる保障はありません。
ただ高校の勉強はすればするほど解ける問題も増え、点数もアップしました。
バットをペンに持ち替えただけです。
ただ圧倒的に時間が足りませんでした。
部活が終わって家に帰ると20時。ご飯食べて風呂に入ると21時になります。
家で4時間勉強時間をとると決めたのですが、そうなると寝るのは1時。
続きません。
何度も朝方に切り替えようとしましたが、全くできず。結局、眠たいままやるので頭にも入らずの悪循環でした。
高2になると模試が増えました。
志望校の判定がでますが、どこを書いてもE判定でした。
最終的に現役ではどこの医学部にも受からず、
後期試験は国公立の総合科学科を受験しました。今の偏差値だと何とか受かるかもしれないからどっか受かっといたほうがいいという、何とも言い難い担任のススメで受験しました。
ただなんとこれが余裕で受かったのです。
現役時代にわかったことは勉強はやれば成績は伸びる。
偏差値は頭がいいとかの数値ではなく、そこの大学に入るためには
これくらい頑張る必要があるというただの数値だということです。
野球の練習でパターン練習というものがありました。
例えばワンアウト、ランナー1塁の設定として、
ノッカーがショートゴロを打ちます。
当然基本は、6-4-3のダブルプレーです。ただ深いところに打球がいくと、6-4でツーアウト、
かなり浅い打球では6-3でツーアウトとすることも想定できます。
これをひたすら繰り返します。プレーは即座の判断および動作を求められますが慣れればほぼ考えずに手足が動きます。
これを勉強に応用しました。特に数学はこの形がでたらこうというのがわかりやすいです。基本は単純暗記、これに少し応用を足すだけです。これだけで成績は飛躍的に伸びます。
これ以降は少し壁があるのでまたの機会にしたいと思います。